泣ける絵本

かりん

2009年09月15日 16:06

今日 コドモと図書館へ行きました。

コドモがコレ読んで!と言って手に取った絵本

『おじいちゃんがおばけになったわけ』

もうタイトルだけで泣きそう

(キム・フォップス・オーカソン 文 エヴァ・エリクソン 絵

 菱木 晃子 訳)

さっき読んだのですが

あらすじは…

死んだはずのおじいちゃんが孫のエリックのところへ

おばけになって出てきます。

「この世に忘れものがあると人はおばけになる」とおばけの本に

書いてあったので

二人はおじいちゃんの忘れものが何なのか探します。

おじいちゃんの家、街…忘れものは見つかりません。

ある晩 じいじはにこにこしながらタンスに座って言います。

「おまえに関係あることさ」

エリックはじいじとしたいろんなことを思い出します。

遊園地へ行ったこと、サッカーをしてチューリップを

めちゃめちゃにして怒られたこと、映画を見たこと…

じいじのタンスの一番上の引き出しにはいつもアメが入っていた…


「うんうんそうだったな…

やっと思い出したんだ。何を忘れていたか…

わしは、おまえに、さよならをいうのを忘れていたんだ。

一番大事な孫のエリックにね」

とたんにエリックの目からなみだがあふれました。

「…いつもでなくていいから、じいじのこと思い出してくれ。

 じいじもおまえのこと忘れないよ。」

「うん。ぼくじいじの写真をかべにはっておく。」
 


じいじはかべをとおって外に出ると、庭をつっきり

ゆっくりと道を歩いて行きました。

エリックは窓から手をふりました。

じいじの背中はだんだん小さくなり、やがてやみの中に

しずかにきえてなくなりました。

…といった感じです。

ダー!!

孫がじいじとの思い出を話すシーンで泣いてしまい

声が震えて読めません。コドモが不思議そうに

泣いてるの?泣いてるの?と聞いてきます。

年をとると涙もろくなっていけません。



































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