泣ける絵本
今日 コドモと図書館へ行きました。
コドモがコレ読んで!と言って手に取った絵本
『おじいちゃんがおばけになったわけ』
もうタイトルだけで泣きそう
(キム・フォップス・オーカソン 文 エヴァ・エリクソン 絵
菱木 晃子 訳)
さっき読んだのですが
あらすじは…
死んだはずのおじいちゃんが孫のエリックのところへ
おばけになって出てきます。
「この世に忘れものがあると人はおばけになる」とおばけの本に
書いてあったので
二人はおじいちゃんの忘れものが何なのか探します。
おじいちゃんの家、街…忘れものは見つかりません。
ある晩 じいじはにこにこしながらタンスに座って言います。
「おまえに関係あることさ」
エリックはじいじとしたいろんなことを思い出します。
遊園地へ行ったこと、サッカーをしてチューリップを
めちゃめちゃにして怒られたこと、映画を見たこと…
じいじのタンスの一番上の引き出しにはいつもアメが入っていた…
「うんうんそうだったな…
やっと思い出したんだ。何を忘れていたか…
わしは、おまえに、さよならをいうのを忘れていたんだ。
一番大事な孫のエリックにね」
とたんにエリックの目からなみだがあふれました。
「…いつもでなくていいから、じいじのこと思い出してくれ。
じいじもおまえのこと忘れないよ。」
「うん。ぼくじいじの写真をかべにはっておく。」
…
じいじはかべをとおって外に出ると、庭をつっきり
ゆっくりと道を歩いて行きました。
エリックは窓から手をふりました。
じいじの背中はだんだん小さくなり、やがてやみの中に
しずかにきえてなくなりました。
…といった感じです。
ダー!!
孫がじいじとの思い出を話すシーンで泣いてしまい
声が震えて読めません。コドモが不思議そうに
泣いてるの?泣いてるの?と聞いてきます。
年をとると涙もろくなっていけません。
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