2009年08月03日
コタロー ~ある愛の記憶~
ムカデの話を書いて
思い出しました。
夫とまだ恋人同士だった頃
アパートの合鍵をもらって
とってもドキドキしました。
ある日 ごはんを作りに行くと
玄関のドアの上に大きな女郎蜘蛛が!
刺激しないように中へ入り彼に話すと
平然と「あの蜘蛛はコタローだよ。」
(オスとかメスとかわかるの?!
)
蜘蛛は悪い虫を食べてくれるから殺さない
と いうのが彼の言い分。
自然に居ついた蜘蛛を飼ってると言うのです。
…
飼ってるコタローのことを悪く言って
嫌われるのもイヤなのでとりあえず黙認。
しばらくたって、天気がいいから布団を干そうと窓を開けると
なんとそこにも コタローの仲間が…
ぎゃお!
干せない…。
彼は見かねて、コタローより私を選んでくれました。
又のある木の枝を取ってきて コタローを巻きつけ
近くの野っぱらにはなしてくれたのでした。
達者で暮らせよ。コタロー…
なんて思ったかどうかは知りませんが
今でも あそこの野っぱらにはコタローの子孫が
暮らしているハズです。
地獄に落ちたら蜘蛛の糸を垂らしてくれるかも
しれません。
思い出しました。
夫とまだ恋人同士だった頃
アパートの合鍵をもらって
とってもドキドキしました。
ある日 ごはんを作りに行くと
玄関のドアの上に大きな女郎蜘蛛が!

刺激しないように中へ入り彼に話すと
平然と「あの蜘蛛はコタローだよ。」
(オスとかメスとかわかるの?!

蜘蛛は悪い虫を食べてくれるから殺さない
と いうのが彼の言い分。
自然に居ついた蜘蛛を飼ってると言うのです。
…

飼ってるコタローのことを悪く言って
嫌われるのもイヤなのでとりあえず黙認。
しばらくたって、天気がいいから布団を干そうと窓を開けると
なんとそこにも コタローの仲間が…
ぎゃお!
干せない…。
彼は見かねて、コタローより私を選んでくれました。
又のある木の枝を取ってきて コタローを巻きつけ
近くの野っぱらにはなしてくれたのでした。
達者で暮らせよ。コタロー…
なんて思ったかどうかは知りませんが
今でも あそこの野っぱらにはコタローの子孫が
暮らしているハズです。
地獄に落ちたら蜘蛛の糸を垂らしてくれるかも
しれません。
Posted by かりん at 14:48│Comments(0)
│家族のこと